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【16問目】博士の一問一答~YYYYMMDD形式の日付を取得したい

2023.09.14

今回のお悩み

あ、日付の形式の話ですね!

僕も初心者の頃はここで詰まったりしてましたよ。

今では息をするように日付を使いこなしておるな。

息の呼吸!壱ノ型!日付取得!

それはただの息じゃ。

ロータス君がこんなに余裕を見せるくらいじゃから相当簡単じゃぞ。

ちなみに2通りのやり方がある。それぞれ紹介しよう。

僕の態度を難易度の判断基準にするのやめてもらっていいですか。

 

YYYYMMDD形式の日付を取得したい

標準ノード「日付取得」を使う

日付取得は、その名の通り日付を取得して変数に格納するノードです。

ノード一覧の変数カテゴリに入っています。

 

 

実際にどのように取得されるのか見てみましょう。

シナリオ上に普通に配置します。

 

 

プロパティは次のように設定します。

取得先の変数がなければいけないので、「日付(YYYYMMDD)」という名前の変数も作成します。

 

 

今回は時間は不要なので、フォーマットタイプに「日付のみ」を選択しましょう。

これで一旦実行してみると結果は次のようになります。

 

スラッシュ入ってるじゃないですか!

さっきのプロパティの「日付形式」でなんとかならないですか?

なんともならんのじゃ。

ほんとだ。ハイフンか、ドットか・・・

こりゃダメですね。

ダメとか言うでない・・・。

 

ということで、取得したスラッシュ入りの日付からスラッシュを削除しましょう。

特定の文字だけを削除したい場合は「文字列置換」が役に立ちます。

文字列置換のライブラリを直後に配置して、次のようにプロパティを設定しましょう。

 

 

ここでは「/」を「」(空欄)に置き換えることでスラッシュを削除しています。

 

文字列置換のライブラリについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

ここまで設定できたら実行してみましょう。

 

 

スラッシュが削除されて、YYYYMMDD形式の日付が正しく取得できました。

ライブラリ「日付取得(yyyymmdd)」を使う

実はライブラリを使うとこれが一瞬なんじゃ。

やはりライブラリは最強・・・

ではライブラリを利用して日付を取得しましょう。

今回使用するのは「日付取得(yyyymmdd)」という名前のライブラリです。

名前からして今回の内容に完璧にマッチしていますね。

 

ライブラリは以下の場所に格納されています。

 

NTTATライブラリ > 08_日付関連 > 日付取得(yyyymmdd)

 

 

これをシナリオ上に配置して、プロパティを次のように設定します。

設定項目はひとつで、結果を格納したい変数を指定するだけです。

 

 

実行結果は次の通りです。

 

たったこれだけで?ワーオ。

 

ノード「日付取得」から不要文字を削除

またはライブラリ「日付取得(yyyymmdd)」を活用するのじゃ!

やっぱり今回のお題みたいに、データの形を変えたいとか

欲しい形に直したい時は文字列操作が活躍しますよね。

用途に合ったライブラリを探すことも大事じゃと

再確認できる内容でもあったのう。

確かに。やっぱりまずはライブラリを探してみるのが良いですね!

今回はちょっと一問一答らしからぬ解説の長さじゃったのう。

それではまた次回じゃ。

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