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【第104回】ロータス博士のWinActor塾~ガイド利用シナリオ(作成編)

2024.09.27

ロータス君!頼んでいたものはできておるかな?

あ、博士!やっと来ましたね!

バッチリですよ。この時を待っていました。

実際にガイド利用を試してもらって、どのように作っていったかを

塾で見せてもらうという話じゃったが。

ちゃんとできておるか不安じゃのう。

あ、漫画とかで尺が足りない時の説明だ。

これ、そういうことを言うでない・・・

ロータス君のお試しシナリオ

冒頭の二人の会話の通り、今回はロータス君が実際に使ってみた時の流れをそのままご紹介します。

果たして動くシナリオは作成できるのでしょうか。

 

 

どんなシナリオ?

僕が左側なの違和感ありますね・・・!

今回はこんなシナリオにしてみました。

  1. 指定のエクセルファイルの特定のセルから値を取り出す
  2. 取り出した値をメモ帳に書き込む

かなりシンプルですけど、まあいいでしょう!

ということで、このシナリオを作成した手順がこちらです!

 

 

シナリオの作成

ロータス君はまずエクセルファイルを操作するために、画面左側にある情報取得部品エリアの中から

「Excel」を簡易シナリオ編集エリアにドラッグ&ドロップして配置しました。

 

 

とりあえず置いてみようって感じですね。

あと僕は○○エリアとかいう画面上の名称は覚えてないです。

自由じゃな・・・

画面を見てもらうとわかるんですけど、右側にちゃんとガイドが出てます。

しかも設定すべき場所が赤枠で囲まれているので全然迷いませんでした。

 

今回は指定のExcelファイルの指定セルから情報を取りたいので、まず次のようなExcelファイルを用意しました。

 

ロータス君は、このシート上にあるA5の情報「欲しい!」を取りたいようです。

ガイドに従って起動ボタンを押し、ファイル選択のウィンドウから今回使用するファイルを選択しました。

 

ファイルを直接ドラッグ&ドロップすることでもファイルを指定できます。

 

設定すると次にすべきところに赤枠が移動してます。

実際にやってみるとわかりますけど、これのおかげでかなりスイスイ作成が進んでます。

使用するExcelファイルを設定できたので、次の赤枠の部分の設定に移ります。 

今回はシートがひとつなので「アクティブなシート」を選択します。

 

設定を進めていくと、それに応じて新しい項目が出てきたりするみたいですね。

ファイルを指定したことで、セルの選択ができるようになったみたいです。

このあたりも右のガイドを見ながらやったので躓くことなく作成できていました。

セルを選択するには、WinActorを使っているみなさんにはおなじみのターゲット選択ボタンから行います。

このボタンを押すと選択モードになるので、そのまま情報を取得したいセルをクリックします。

 

 

選択するとこのように確認のポップアップが出ます。

欲しい値の入っているA5セルを選択し「はい」を押下します。

 

セル位置に欲しいセルの番地が入力されました。

直接手入力で設定することもできます。

セル位置は範囲で設定することも可能です。

 

そして情報の名前っていうのが変数名かなと思ったので、

試しに「欲しかった値」を直接入力してみました。

 情報の名前を変更したところで、ガイドがシナリオ作成可能であることを示しました。

 

セル位置は範囲で設定することも可能です。

 

まだ取得した値をメモ帳に書き込む作業が残っているので

続けて画面左からパーツを配置します。

ロータス君は続けて「アプリケーション」を配置しています。

今度は情報の取得ではなく設定なので、画面左下の情報設定部品エリアから部品をドラッグ&ドロップします。

そして、Excelの設定と同じ要領でメモ帳を選択しています。

セル位置は範囲で設定することも可能です。

このへんはもう慣れてきて一気に進めちゃってますね・・・

メモ帳はあらかじめ中身が空のテキストファイルを作成しておいたものを開いて

ターゲット選択ボタンから画面指定しました。

 

「出力する情報」に、メモ帳に書き込みたいデータを指定します。

先ほど手動で名前を変更した「欲しかった値」がしっかり選択肢に表示されていますね。

 

これで全ての設定が完了しました!

右側のガイドもOKっぽいので「シナリオを作成する」ボタンを押して完成です!

見た感じ本当にスムーズに進んだようじゃのう。

素晴らしい!

シナリオを実行する

シナリオが完成したので実際に実行結果を確認してみましょう。

僕全然知らなかったんですけど

この画面のままシナリオが実行される訳ではなかったんですね。

うむ、あくまで「ガイド」としての作成画面じゃからな。

完成後はいつものシナリオに変換されるぞ。

ガイド利用で作成したシナリオは「シナリオを作成する」ボタンを押すと

通常のシナリオ作成での形式に自動的に変換されてフローに配置されます。

また、ガイド利用シナリオ作成で使用した変数やウィンドウ識別名などもそのまま引き継がれて作成されます。

 

まさか変換されると思わなかったので恐る恐る実行ボタンを押した結果がこちら!

どうですか博士!ちゃんと動きましたね!

しっかりガイド通りに作れた結果じゃな!おめでとう!

しかしこのテキストファイル、欲望の塊みたいでなんか嫌じゃな。

そんなこと全然考えてませんでした。

とにかくうまくできたということで、僕のターンはこれでエンドです!


ふう、やっぱり左側が落ち着くのう。

ガイド利用シナリオの作成手順はこのような感じじゃ。

今回はロータス君に手伝ってもらったが、ワシが口出しする隙もなかったようじゃの。

ガイド利用シナリオなかなか良いですね。

これがあれば博士いらないかも!

なんじゃと・・・!いやほら、

細かく作り込みが必要なシナリオは通常のシナリオに変換したあとに

手を加える必要があるからして・・・!

ああ、そうか。じゃあ博士は必要か。

ほっ。ワシの存在を脅かしたガイド利用シナリオ、なかなか侮れんな。

ということで今回はここまでじゃ。

結構楽しかったですよ!

みなさんも是非触ってみてください!

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