メニュー

logo

カチシステムはお客様に寄り添った
システム開発と支援サービスを提供し
「やさしい最先端」を創造します。

【第103回】ロータス博士のWinActor塾~ガイド利用シナリオ(画面の見かた編)

2024.09.10

ロータス君、WinActor7.5から新しいシナリオ作成画面が

追加されたのを知っておるかな?

どうしたんですか急に。

アップデートの時にちょっと見ましたよ。

ストーリーボードみたいでしたね!

まさか知っておったとは・・・まあ、そんな感じのやつじゃな!

今日は初のv7.5としてその新機能を見ていこうと思う!

なんか僕ちょっと失礼な扱いされてません?

気のせいかな。

ガイド利用でのシナリオ作成

新しいWinActorに搭載された機能のひとつに「ガイド利用」というものがあります。

「ガイド利用」は、ガイドを使って WinActor 初心者でも簡単にシナリオを作成できるツールです。

シナリオ作成時の設定項目をひとつずつ表示し、設定項目に合わせたガイドを表示してくれます。

今回は、ガイド利用シナリオの作成開始~画面の見かたについて解説します。

 

 

ガイド利用のシナリオを作成開始する

ようこそ画面のメニューから「新規作成(ガイド利用)」をクリックして作成します。

 

 

項目がない場合は履歴表示になっている場合があるので、画面右上の切り替えボタンを押してください。

 

 

もしくは上部メニューの「ファイル」→「新規作成」からも開始できます。

 

 

 

ガイド利用画面の構成

ガイド利用画面は、主に4つのエリアから構成されています。

 

 

No. 名称 説明
情報取得部品エリア

簡易シナリオ編集エリアに配置する情報取得部品が置かれているエリアです。

情報設定部品エリア 簡易シナリオ編集エリアに配置する情報設定部品が置かれているエリアです。
簡易シナリオ編集エリア 簡易シナリオを編集するエリアです。
ガイドエリア 設定や操作のガイドが表示されるエリアです。

各エリアの機能

情報取得部品エリア

情報取得部品エリアには、Excelやブラウザなどから情報を取得するための部品が配置されています。

通常のWinActorでいうノードやライブラリの役割を持つパーツです。

これらの部品には、1度だけ情報を取得する「繰り返し無し」と、繰り返して情報を取得する「繰り返し有り」があります。

 

 

No. 名称 説明
Excel

Excelから情報を取得します。(繰り返し無し)

ブラウザ ブラウザから情報を取得します。(繰り返し無し)
アプリケーション アプリケーションから情報を取得します。(繰り返し無し)
Excel(繰り返し) Excelから繰り返し情報を取得します。(繰り返し有り)
ブラウザ(繰り返し) ブラウザから情報を取得します。(繰り返し有り)
アプリケーション(繰り返し) アプリケーションから情報を取得します。(繰り返し有り)
フォルダ(繰り返し)

フォルダ情報を繰り返し取得します。(繰り返し有り)

この部品は、繰り返し有りのみです。

 

 

情報設定部品エリア

情報部品設定エリアには、Excelやブラウザなどへ情報を設定する情報設定部品が配置されています。

使い方は情報取得部品と同じですが、こちらの部品には繰り返しはありません。 

 

 

No. 名称 説明
Excel

Excelへ情報を設定します。(繰り返し無し)

ブラウザ ブラウザからへ情報を設定します。
アプリケーション アプリケーションへ情報を設定します。
メール メールを送信します。

 

 

簡易シナリオ編集エリア

簡易シナリオ編集エリアは、部品をドラッグ&ドロップして簡易シナリオを編集するエリアです。

「ここにドロップしてください」と書かれたドロップエリアが表示されています。

情報取得部品エリアまたは情報設定部品エリアの部品をドラッグして配置することで

簡易シナリオのフローを作成していくことができます。

 

何も配置されていない状態ではこのようになっています。

画面左の部品エリアから次の図のようにパーツをドラッグして「ここにドロップしてください」の範囲内に置きます。

 

 

すると、この簡易シナリオ配置エリアに部品が置かれて詳細を編集できるようになります。

ガイド利用シナリオでは、このようにしてシナリオの流れを作成していきます。

 

 

 

ガイドエリア

ガイドエリアは、全体の操作をガイドする「全体ガイド」と個々の部品の設定方法をガイドする「個別ガイド」を表示するエリアです。次にすべきことに迷ったらこのガイドエリアに表示されている情報を参考にしてみましょう。

 

ある程度シナリオの流れができたら、ガイドエリアの下部にある「シナリオを作成する」ボタンを押下すると

通常のWinActorの画面にここまで作成したシナリオが変換され構築されます。

そこから続きのシナリオ作成を行うことができます。

さてここからというところじゃが、今回は一旦ここまでじゃ。

全体的な画面の見かたとしては以上!

ここからが面白いところなのに!

なんでドラマやアニメのような切り方するんですか!

それはすまん・・・。

実際にパーツを配置していじるのは次回まで待ってほしいのじゃ。

でも簡易というだけあって入門には良い機能かも知れませんね!

うむ、もしまだWinActorを触ったことが無い方は

このシナリオ作成ガイドから始めてみるのも良いと思うぞ!

ということでまた次回!

この機能でどこまでできるのか楽しみですね!

関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。

最近の記事

カテゴリ

PAGETOP