【第64回】ロータス博士のWinActor塾～シナリオファイル呼び出しⅠ

シナリオファイル呼び出し

シナリオファイル呼び出しノードとは

このノードを利用すると、指定した別のシナリオに遷移して実行することができます。

さらに、設定によって変数値を渡したり、受け取ったりすることが可能です。

サブルーチンなどのイメージで、別のファイルとなっているシナリオを実行できるとても便利なノードです。

実行後はこのノードを配置した場所に処理が戻ります。 

ノードの配置

「シナリオファイル呼び出し」はver7.2から追加されたノードのひとつです。

 WinActorをアップデートしていればライブラリの追加等は不要です。

ノードは以下の場所からドラッグ＆ドロップでフロー上に配置します。

ノード ＞ フロー ＞ シナリオファイル呼び出し

プロパティ設定

シナリオファイル呼び出しノードには専用の設定項目があり、通常のライブラリとは見た目が異なります。

そのため、プロパティ内に「呼び出し設定」「戻り設定」のタブで分けられた部分があります。

各設定値は次のようになります。

戻り設定タブには次のような設定値が用意されています。