【第53回】ロータス博士のWinActor塾～ファイルリスト

さあ塾の時間じゃ！前回の復習は大丈夫かのう？

これから少しずつファイル関連に手を出していくつもりじゃから

パスについてはしっかり押さえておくのじゃぞ！

今日はまた新しいライブラリを紹介しよう。

ファイルリストというものを知っているかな？

簡単に言うとファイルの一覧みたいなものじゃな。

今回はこれを作成していくことにするぞ。

まあ、作成といってもライブラリを一つ設定したらおしまいじゃが。

百聞は一見にしかず。

使ってみるとすぐにわかる、それがWinActorのファイルリストじゃ。

今回は紹介だけじゃから、気楽にいってみよう。

では早速やってみるのじゃ。

ロータス君、適当なファイルを詰め込んだフォルダを用意してくれるかのう。

先に言ってしまうが、ここで注意点が二つあるぞ。

次のことに気を付けてプロパティを設定しよう。

「ファイルリスト出力先」のファイルパスというのはこれから作成されるファイルの名前を含めたパスじゃ。

これは任意で決めることができる。今回は ファイルリスト.txt という名前にしよう。

ファイル自体は C:\WinActor塾 に作成したいので、パスは次のようになる。

ここまでの説明でわかったかのう？

プロパティはこのようになるのじゃ。

実行できたかな？ライブラリ一つだけじゃから一瞬じゃな。

終了を確認したら、リストが作成されるであろうフォルダを見てみるのじゃ。

では気になるリストの中身はどうなっておるのか。

テキストを開いてみると、指定したフォルダのファイルパスが列挙されているのがわかるじゃろう。

こうしてフォルダ内のファイルを一覧化するのがこのライブラリなのじゃ。

ん・・・？なんじゃこの「ハカソ.png」というのは。

何を焦っておるのじゃ。怪しいのう。

どれ、ちょっと見させてもらおうか。

・・・

こらこらこら、一体なんなんじゃこのクリーチャーは！

おぬし、シナリオも作らずこんなものを描いておったのか・・・。

しかもハカソって・・・ワシとピカソをかけたのか。

おぬしがそれを言うか・・・。

この最高傑作とやらの誕生について詳しく聞きたいんじゃが、まあ良いじゃろう。

と言っても今回はこれで終わりなのじゃ。

とにかく、ファイルリスト作成はこうして一覧としてパスが取得できるものというわけじゃ。

実はフォルダ内のファイルを操作する場合はもっと良いライブラリがあるのじゃ。

じゃが今回はファイルリストというものを知って欲しくてのう。

まあ、これがファイル操作の入門編といったところじゃな。

うむ。少し物足りないかも知れんが、今回はここまでじゃ。

次回はステップアップして、フォルダ内の任意のファイルを探して開いたりしてみようと思う。

あっ、こら！

あやつめ、逃げ足の速さだけは上達していくのう・・・。