【第23回】ロータス博士のWinActor塾~Ver.7フローチャートツールバー編
バージョン7のシナリオ編集エリアを構成してる「フローチャートツールバー」について説明します。
バージョン6とバージョン7~では画面レイアウトやツールバーの配置が変わっています。
WinActor塾で紹介をしておりますぞ。
2020年10月13日
バージョンアップとして「GUI刷新」され、画面構成、アイコン、フローチャートなど見た目が大幅に変わりました。
第21回はツールバーの配置と操作について説明しています。
フローチャート編集エリア「フローチャートツールバー」
バージョン7で追加された機能があります。
ズームイン
フローチャート表示エリアのフロー図の表示倍率を上げて、拡大表示します。
10%、25%、50%、75%、100%、150%、200%の順で拡大表示されます。
ズームアウト
フローチャート表示エリアのフロー図の表示倍率を下げて、縮小表示します。
200%、150%、100%、75%、50%、25%、10%の順で縮小表示されます。
イメージ管理
ノードで記録した画面キャプチャの一覧を表示します。
シナリオにどのような画像が保存されているのか確認することができます。
ウィンドウ識別ルール
シナリオを実行する際に操作対象のウィンドウを選択するためのルールを管理しています。
「ウィンドウ識別ルール」の内容については、Ver.6だが以前にWinActor塾で説明しておるのう。
シナリオ情報
シナリオの情報画面が表示されます。
≪基本設定≫タブ
シナリオの最終編集者、最終保存日時、有効期限、試用期限、備考などの情報が表示されます。
≪パスワード≫タブ
シナリオにパスワードが設定できます。
「変更」で入力欄が表示されます。
≪時刻≫タブ
時刻の表示形式が選択できます。
タイムゾーン(地域)が選択できます。
≪その他≫タブ
変数値の文字数の制限等ができます。
シナリオインポート
他のシナリオファイルの一部を現在作成しているシナリオに読み込む操作をする際に使用します。
1)アイコンをクリックするとフォルダーが表示されます。
2)シナリオが格納されているフォルダーから対象シナリオを選択します。
3)サブルーチンがないシナリオとサブルーチンがあるシナリオのインポート確認画面が以下になります。
4)インポートする内容だけ「✔」して「OK」をクリックします。
フローチャート画像出力
フローチャートの全体図を画像ファイルに出力する際に使用します。
画像ファイルはフローチャート表示エリアの表示倍率と同じ倍率で出力されます。
フローチャート表示エリアではシナリオの大きさ(ノード数)によって全体のフローが表示しきれない時があります。
そのような時に全体を把握するのに役に立ちます。
ただし、表示しているタブ内の画像ですのでタブ毎に取得します。
拡張子は自動で「.png」が付与されます。
※【浮きフロー】とは...
フローチャート画面で、「開始」~「終了」の中に配置されていないノードを「浮きフロー」と 呼びます。
シナリオを実行する際に実行されないノードです。
グループ一括オープン
「グループ一括オープン」はバージョン7から追加された機能です。
グループを開いて表示ノード数が増えると、シナリオ編集時の応答速度やシナリオ実行時の実行速度が遅くなる可能性があります。
グループ一括クローズ
選択されていない箇所のグループを一括で閉じる操作をする際に使用します。
グループを閉じることで、編集箇所が見やすくできます。
また、表示ノード数が少なくなると、シナリオ編集時の応答速度が速くなるという効果もあります。
タブの追加
新規のタブを追加する際に使用します。
アイコンをクリックするか、タブの横にある「+」をクリックします。
※「メイン」タブの名前も変更できます。
※タブを削除する場合は、そのタブ内にノードがない状態にする必要があります。
ノードのタブ間移動
選択したノードを他のタブへ移動します。
1)移動させたいノードの選択をします。
2)アイコンをクリックします。
3)移動先のタブを選択します。
4)選択したタブへ移動します。
マウス「右クリック」の「コピー」「切り取り」、「貼り付け」でもできます。
ツールバーのアイコン「コピー」「切り取り」、「貼り付け」を利用することもできます。
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