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【第17回】ロータス博士のWinActor塾~クリップボード

2020.08.20

「クリップボード」とは

今回は基本ノードの「クリップボード」についてご紹介します。

私たちはパソコン操作で「コピー(Ctrl+C)」「切り取り(Ctrl+X)」「貼り付け(Ctrl+V)」を

よく使うじゃろ。

では、コピーした文字、画像はどこに記憶されているのか?

貼り付けようとした文字や画像を、どこから呼び出すのじゃろうか?

クリップボードはパソコンなどの中にある、一時的にデータを保存しておく場所を指しておる。

[スタート]  > [設定]  > [システム] >「クリップボード」で機能を見ることができるが、

WinActorでは「一時的にデータを保存する場所」としてだけ覚えておけばよいじゃろう。

「クリップボード」のプロパティ設定

「クリップボード」ノードは、変数からクリップボードへ値を設定します。また、クリップボードの値を変数に取得することができます。

 

 

 

プロパティ

 

クリップボードへ値を設定」

 

 

●ボタンを選択します。

  

 

●プルダウンより、クリップボードに貼り付ける文字列を「変数」または直接文字列を設定します。

 

<直接文字列を設定>

<「変数一覧」より文字列が設定されている変数を設定>

 

 

「クリップボードの値を取得」

 

クリップボードに取得されている文字列を変数に設定します。

    

●ボタンを選択します。

  

  

●取得結果に格納先となる変数を設定します。

Excelの値取得による「クリップボード」と「エミュレーション」

 

さて、ここで「【第13回】ロータス博士のWinActor塾~エミュレーション」を覚えておるかな?

 

「エミュレーション」ライブラリはキーボード、マウスによる操作でした!

そうじゃ。

キーボード操作の「Ctrl+C」「Ctrl+V」、マウス操作の右クリックによる「コピー」「貼り付け」・・など

「エミュレーション」ライブラリでもPCのクリップボードの操作ができるのじゃ。

 

ただし!

「Ctrl+C」は書式もコピーしてしまう。貼り付けるときは気を付けるのだぞ。

 

Excelの値を他で使用したい場合は、「Excel操作(値の取得)」を使用し変数に格納後、

「クリップボード」ノードを使用するのも一つの手じゃ。


 

 

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